貯穀害虫対策の現状とこれから / 設備汚染 / 現場調査の必要性 / RSC施工方法について
炊き立てのおいしいお米・・・このお米を中心として、日本の豊かな食文化は支えられています。
しかし、日本の主食だと胸を張るお米の生産ラインの衛生管理は、消費者に堂々と胸を張れるものでしょうか?
これまで世の中に、限られた時間や予算内で品質の良い精米設備洗浄を行う技術はありませんでした。
私達はプロメンテのRSC(Rice Plant Safety Cleaning)工法で、「後世に自信を持って提供できるお米づくり」をサポートします!
貯穀害虫対策の現状とこれから
「クンジョウ」や「吊下げ型殺虫剤」に頼る従来の貯穀害虫対策
従来、貯穀害虫対策と言えば「クンジョウ」や「吊下げ型殺虫剤」に頼る事が主な方法でした。しかし、近年、クンジョウや吊下げ型殺虫剤に使われる薬剤について人的影響やイメージ的な観点から問題視する声も多く、法的にも規制され、その成分についても消費者の関心が高まっています。
特に「ジクロルボス」(DDVP)や「メタミドホス」は「中国の餃子混入問題」のように具体的問題としてマスコミ各社に取り上げられ社会問題となったのが記憶に新しいところです。
そのため、近年の害虫対策に使用される薬剤は以前よりは弱く、効果の薄い薬剤へと替わってきています。それにより、各工場では以前にも増して毎月のように駆除業社に依頼して「クンジョウ」を行い、まるで「イタチゴッコ」の状態になっています。
異物混入/糠集塵ダクト(除塵ダクト)内
糠集塵ダクト(除塵ダクト)は、生産工程で発生する糠を集塵するダクトです。
異物混入/昇降機本体上部カバー内 ・・・垂直方向米粒搬送バケットコンベア
異物混入/設備・ダクト内汚染物の分析
設備汚染
『全く薬剤を使わず害虫駆除する方法』『より短時間で日頃できない箇所までクリーニングする工法』として
『RSC工法=ライスプラント・セーフティー・クリーニング』を開発いたしました。現在は徐々に施工実績を伸ばしており、実際に施工したお客様からも「虫が減った」「糠切れが良くなった」と好評を頂き、毎年必ず行うと予算計上化されているお客様も増えております。
①清掃ポイントを絞り込み、施工費削減と施工日数の短縮。
②清掃前に設備自体の改善すべき箇所を特定。お客様に 時間と費用を2重に掛けさせない。
③「調査報告書」を提出し、生産現場の方の要望提案を上司・会社に理解、納得していただくお手伝い。
④予算が決められている場合、予算に応じた手順を立てるためにも調査は必要不可欠
RSC施工方法について
RSC施工方法(1)特許ダクトクリーニング工法
コンプレッサーの圧縮空気をノズルから噴射させてノズルに推進力と旋回力を与え、ダクト内壁に沿って螺旋状に進みながら塵埃を剥離し、浮遊した塵埃を集塵装置で回収する『当社独自の洗浄システム』です。
RSC施工方法(2)ドライアイスブラスト工法
ドライアイスの粒子(ペレット)を圧縮空気で噴射させ、その衝撃力と冷却による収縮力で対象物の汚れを除去します。ドライアイスは、自然昇華(気化)するため、従来のサンドやショットブラストとは異なり、付着物の剥離洗浄後に砂等のショット剤を回収する手間がなく溶剤や汚水の処理も無い為、産廃費用が大幅に削減できます。また、製 造中でも作業することが可能となり作業時間も大幅に短縮できます。
衝撃力 | 収縮率 |
膨張力 | ||
ドライアイスペレットを高速噴射させ、対象物にあたる衝撃力で剥離します。 | -78.9℃のドライアイスがあたることにより、剥離対象物と母材が急速に冷却され、収縮力の差によってクラックが生じて、対象物が剥がれやすくなります。 | ドライアイスが気化する時、容積が700~800倍に膨張します。剥離対象物と母材の間に入ったドライアイスが膨張し、対象物が剥がれやすくなります。 |